Hardware Documentation Guide: $Id: hardware.hlp,v 220.13 1997/06/22 11:37:05 hosokawa Exp $ Contents last changed: March 27th, 1997 目次 ---- 0. このドキュメントの読み方 1. デフォルトコンフィグレーション (GENERIC カーネル) 2. UserConfig を使って FreeBSD カーネルの設定を変更する 3. LINT - その他の可能なコンフィグレーション 4. 既知のハードウェア上の問題と Q & A: ========================================================================= 0. このドキュメントの読み方 -- ------------------------ コンピュータからの出力とユーザの入力とを区別するために、ユーザ入力には `-' 文字で下線を付けてあります。 1. デフォルト (GENERIC) コンフィグレーション -- ------------------------------------------- 以下に示す表に、GENERIC カーネルに含まれているすべてのデバイスを示しま す。GENERIC カーネルとは、FreeBSD のインストールによってルートパーティ ションに置かれるカーネル (オペレーティングシステム) です。GENERIC カー ネルを圧縮したものがインストールフロッピーディスクと DOS ブートイメー ジに用いられています。 表には、ドライバがハードウェアとの通信に用いるさまざまなパラメタが示 されています。表には四つのパラメタがありますが、すべてのデバイスが パラメタ全部を用いるわけではありません。 説明: Port デバイスの I/O ポートの開始位置、16 進表記 IOMem デバイスが使うメモリの最下位 (開始) アドレス、16 進表記 IRQ デバイスがドライバにイベントを知らせるのに使う割り込み番号 10 進表記 DRQ デバイスがメインメモリとの間でデータをやりとりする時に使う DMA (direct memory access) チャネルの番号、10 進表記 表の中で `n/a' となっているエントリは、デバイスがそのパラメタを使わ ない事を意味しています。一方、`dyn' はシステムブートの際にカーネルが正 しい値を自動的に決める事を示します。 FreeBSD GENERIC カーネル: Port IRQ DRQ IOMem Description ---- --- --- ----- --------------------------------- fdc0 3f0 6 2 n/a フロッピーディスク コントローラ wdc0 1f0 14 n/a n/a IDE/MFM/RLL ディスク コントローラ wdc1 170 15 n/a n/a IDE/MFM/RLL ディスク コントローラ ncr0 n/a n/a n/a n/a NCR PCI SCSI コントローラ bt0 330 dyn dyn dyn Buslogic SCSI コントローラ uha0 330 dyn 6 dyn Ultrastore 14f aha0 330 dyn 5 dyn Adaptec 154x SCSI コントローラ ahb0 dyn dyn dyn dyn Adaptec 174x SCSI コントローラ ahc0 dyn dyn dyn dyn Adaptec 274x/284x/294x SCSI コントローラ amd0 n/a n/a n/a n/a Tekram DC-390(T) / AMD 53c974 PCI SCSI コントローラ aic0 340 11 dyn dyn Adaptec 152x/AIC-6360 SCSI コントローラ nca0 1f88 10 dyn dyn ProAudioSpectrum カード nca1 350 5 dyn dyn ProAudioSpectrum カード sea0 dyn 5 dyn c8000 Seagate ST01/02 8 bit コントローラ wt0 300 5 1 dyn Wangtek および Archive QIC-02/QIC-36 mse0 23c 5 n/a n/a Microsoft バスマウス psm0 60 12 n/a n/a PS/2 マウス (デフォルトは無効化) mcd0 300 10 n/a n/a ミツミ CD-ROM mcd1 340 11 n/a n/a ミツミ CD-ROM matcd0 230 n/a n/a n/a 松下/Panasonic CD-ROM scd0 230 n/a n/a n/a ソニー CD-ROM sio0 3f8 4 n/a n/a Serial Port 0 (COM1) sio1 2f8 3 n/a n/a Serial Port 1 (COM2) lpt0 dyn 7 n/a n/a Printer Port 0 lpt1 dyn dyn n/a n/a Printer Port 1 lpt2 dyn dyn n/a n/a Printer Port 2 de0 n/a n/a n/a n/a DEC DC21x40 PCI カード (21140 100BaseT カードを含む) ed0 280 5 dyn d8000 WD & SMC 80xx; Novell NE1000 & NE2000; 3Com 3C503; HP PC Lan+ ed1 300 5 dyn d8000 ed0 と同じ eg0 310 5 dyn dyn 3Com 3C505 ep0 300 10 dyn dyn 3Com 3C509 ex0 dyn dyn dyn n/a Intel EtherExpress Pro/10 カード fe0 300 dyn n/a n/a Allied-Telesis AT1700, RE2000 および 富士通 FMV-180 シリーズカード fxp0 dyn dyn n/a dyn Intel EtherExpress Pro/100B ie0 360 7 dyn d0000 AT&T StarLAN 10 および EN100; 3Com 3C507; NI5210 ix0 300 10 dyn d0000 Intel EtherExpress カード le0 300 5 dyn d0000 Digital Equipment EtherWorks 2 および EtherWorks 3 lnc0 280 10 n/a dyn Lance/PCnet カード (Isolan, Novell NE2100, NE32-VL) lnc1 300 10 n/a dyn lnc0 と同じ vx0 dyn dyn n/a dyn 3Com 3c59x / 3c9xx ze0 300 5 n/a d8000 IBM/National Semiconductor PCMCIA Ethernet コントローラ zp0 300 10 n/a d8000 3Com 3c589 Etherlink III PCMCIA Ethernet コントローラ (3c589D はサポートされていない) --- End of table --- あなたのコンピュータでのこれらのハードウェアの設定が表とはことなっており、 問題の項目が 'dyn' ではない場合には、表に合わせてハードウェア設定を変 えるか、UserConfig ユーティリティを使ってカーネル設定をハードウェアに 合わせるかの、どちらかが必要です。(次節を参照) もし設定が違っていると、カーネルはデバイスを見つけられなかったり、安定 して動作しなかったりすることでしょう。 2. UserConfig を使って FreeBSD カーネルの設定を変更する -- ---------------------------------------------------- インストールフロッピーディスクの FreeBSD カーネルは、あらゆる種類のハー ドウェアのためのドライバを含んでおり、あなたのシステム以外のさまざまな システムでインストールが可能となるようになっています。しかし不幸なこと に、PC ハードウェアの性質により、これらのデバイスのうちのいくつかは正 確に認識することが困難です。また、誤って他のデバイスを検出処理してしまっ た場合には、回復困難な混乱に巻き込まれてしまうかもしれません。 このような処理を簡単にするために、FreeBSD は UserConfig を提供していま す。この UserConfig によって、カーネルがロードされる前にユーザはデバイ スドライバを設定したり無効化したりすることができるようになります。これ によって、潜在的なデバイスドライバの衝突や、デフォルトのデバイスドライ バの設定に合わせてハードウェアを再設定する手間を省くことができます。 FreeBSD のインストールの際、UserConfig によって設定された内容は記録さ れます。したがって、この設定をおこなうのは一回だけで大丈夫です。 デバイスドライバ間の干渉を最小化するため、システムに関係ないドライバを 無効化することは重要です。このような干渉が生じると、究明困難な問題を生 じることになります。 シリアルコンソールユーザのため、あるいはコマンドを叩きたい人のためのコ マンドラインインタフェースと、「狙いを定め、撃つ」設定方法を提供するフ ルスクリーンの「visual」インタフェースを UserConfig は提供します。 以下に、「visual」モードでの UserConfig のサンプルスクリーンショットを 示します。 ---Active Drivers---------------------------10 Conflicts----Dev--IRQ--Port-- Storage : (Collapsed) Network : NE1000,NE2000,3C503,WD/SMC80xx Ethernet adapters CONF ed0 5 0x280 NE1000,NE2000,3C503,WD/SMC80xx Ethernet adapters CONF ed1 5 0x300 Communications : (Collapsed) Input : (Collapsed) Multimedia : ---Inactive Drivers-----------------------------------------Dev------------- Storage : Network : (Collapsed) Communications : Input : Multimedia : PCI : ---Parameters-for-device-ed0------------------------------------------------ Port address : 0x280 Memory address : 0xd8000 IRQ number : 5 Memory size : 0x2000 Flags : 0x0000 ---------------------------------------------------------------------------- IO Port address (Hexadecimal, 0x1-0x2000) [TAB] Change fields [Q] Save device parameters スクリーンは以下の四つの部分に分割されています。 - Active Drivers. 現在有効化されているデバイスドライバと、 それらの基本パラメタが列挙されている - Inactive Drivers. 存在しているが、有効になっていない ドライバが列挙されている。 - パラメタ編集エリア. ドライバパラメタの編集に用いる。 - ヘルプエリア. キーストロークのヘルプがこの部分に表示されて いる。 Active Drivers と Inactive Drivers のどちらか一つが常に操作対象となり ます。そして、リスト中の現在操作対象のエントリがハイライト表示されます。 リスト中にさらに多くのエントリがあれば、スクロールすることができます。 ハイライト表示されている部分はカーソルキーで移動することが可能であり、 また、これら二つのリスト間は、TAB キーで移動することができます。 Active のリストに挙げられているドライバは、「CONF」とマークされている 場合があります。これは、そのデバイスに関する一つ、あるいはそれ以上の パラメタが他のデバイスと衝突 (CONFlict) していることを示しており、ト ラブルの潜在的な原因となり得ることを示しています。衝突の総数が、スクリー ンの一番上に表示されます。 一般的なルールとして、システムに存在していないデバイスのドライバを無効 化したり、インストールされているハードウェアに合わせて設定を書き直すこ とによって、このような衝突はなくすべきです。 リスト中では、ドライバ群はそれらの基本機能によってグループ化されていま す。グループは、表示を単純化するために「Collapsed」(畳まれた) 状態で表 示されます (これはグループのデフォルトの状態です)。グループが畳まれて いる場合は、上に示すように「(Collapsed)」とリスト中に表示されます。畳 まれているグループの中身を開いて見たい場合は、ハイライト表示をグループ の上に持ってきて、Enter キーを叩きましょう。もう一度畳む場合には、再度 この操作をおこなってください。 Active のリスト中のデバイスドライバの行がハイライトの状態になっていれ ば、そのすべてのパラメタがパラメタ編集エリアに表示されます。ただし、 すべてのドライバが可能なパラメタ全部をサポートしているとは限らないこ と、そして、ドライバがサポートするパラメタをすべてのハードウェアが使用 できるとは限らないことに注意してください。 ドライバを無効化するには、Active のリストに移動し、そのドライバがが存 在するグループを展開します。そして、該当するドライバをハイライト表示に したところで、DEL キーを叩きます。ドライバは Inactive のリストに移動し ます。(もしその移動先のグループが畳まれた表示となっている場合は、新し い場所には表示されないでしょう) ドライバを有効化するには、Inactive のリストに移動し、そのドライバが存 在するグループを展開します。そして、該当するドライバをハイライト表示に したところで、Enter キーを叩きます。ハイライト表示は Active のリストに 移動し、いま有効化されたドライバがハイライト表示され、すぐに設定をおこ なうことができる状態になります。 ドライバの設定をおこなうには、Active のリストに移動し、そのドライバが 存在するグループを展開します。そして、該当するドライバをハイライト表示 にしたところで、Enter を叩きます。カーソルはパラメタ編集エリアに移動し、 デバイスパラメタを編集することができます。 パラメタを編集している際は、TAB とカーソルキーをフィールド間の移動に 使用することができます。ほとんどの数値 (IRQ を除く) は、フィールドの先 頭の「0x」で示される 16 進数で入力します。該当するエリアに許容される値 は、フィールドがアクティブな時にヘルプエリアに表示されます。 ドライバの設定を終了するには、「Q」を叩いてください。 PCI および EISA デバイスは確実に検出されますので、上の一覧には現れず UserConfig で変更できないことに注意してください。 3. LINT - その他の可能なコンフィグレーション -- ------------------------------------------- 下記のドライバは GENERIC カーネルには含まれていませんが、カスタムカー ネルのコンパイルをいとわない人には利用可能です (FreeBSD.FAQ の 6 節参 照)。LINT コンフィグレーションファイル (/sys/i386/conf/LINT) は、 FreeBSD がサポートしているすべてのデバイスのプロトタイプエントリを含ん でおり、よいレファレンスになるでしょう。 デバイス名と簡単な説明を以下に示します。これらのデバイスを利用するには、 対象のコンピュータ内でのハードウェアのアドレス等を調べてコンフィグレー ションファイルを記述し、カスタムカーネルをコンパイルしなければなりませ ん。したがってポート番号等の情報は、あまり意味がありませんから示してい ません。LINT ファイルには、以下のすべてのデバイスのためのプロトタイプ が含まれています。あなたのファイルにカットアンドペーストして利用してく ださい。(または LINT をコピーしてそれを編集しても構いません) ctx: Cortex-I フレームグラバー cx: Cronyx/Sigma マルチポート 同期/非同期 cy: Cyclades high-speed シリアルドライバ el: 3Com 3C501 fea: DEV DEFEA EISA FDDI アダプタ fpa: DEC DEFPA PCI FDDI アダプタ gp: National Instruments AT-GPIB および AT-GPIB/TNT ボード gsc: Genius GS-4500 ハンドスキャナ gus: Gravis Ultrasound - Ultrasound, Ultrasound 16, Ultrasound MAX gusxvi: Gravis Ultrasound 16-bit PCM joy: ジョイスティック labpc: National Instrument の Lab-PC および Lab-PC+ meteor: Matrox Meteor フレームグラバーカード mpu: Roland MPU-401 stand-alone カード mse: Logitech & ATI InPort バスマウスポート mss: Microsoft Sound System nic: Dr Neuhaus NICCY 3008, 3009 & 5000 ISDN カード opl: Yamaha OPL-2 および OPL-3 FM - SB, SB Pro, SB 16, ProAudioSpectrum pas: ProAudioSpectrum PCM および MIDI pca: PCM audio ("/dev/audio") through your PC speaker psm: PS/2 マウスポート rc: RISCom/8 マルチポートカード sb: SoundBlaster PCM - SoundBlaster, SB Pro, SB16, ProAudioSpectrum sbmidi: SoundBlaster 16 MIDI インタフェース sbxvi: SoundBlaster 16 spigot: Creative Labs Video Spigot video-acquisition ボード uart: Stand-alone 6850 UART (MIDI 用) wds: Western Digital WD7000 IDE --- end of list --- 4. 既知のハードウェア上の問題と Q & A: -- ----------------------------------- Q: mcd0 が存在しないデバイスを見つけたと思ってしまうので、Intel EtherExpress カードが動きません。 A: UserConfig を使って (1 節参照) 、mcd0 と mcd1 デバイスの検出を無効 化してください。一般的には、カーネル内のデバイスのうち、使うものだ けを有効化してください。 Q: FreeBSD では 3Com PCMCIA カードをサポートしているとなっていますが、 私のカードをノートパソコンに挿入しても認識されません。 A: 考えうる原因はいくつかあります。最初に、 FreeBSD は multi-function のカードをサポートしていません。従って ethernet/modem コンボカード は動きません。次に 3Com の最新型の 3C589 'D' revision は GENERIC kernel ではサポートされていません。 3Com がカードを少し変更したため デフォルトのドライバーではサポートされなくなったのです。 (* 以下を 参照のこと) 古い 3C589 カードであれば FreeBSD でサポートされており動作するでし ょう。ドライバは FreeBSD の他の全てのドライバと同じく、カードの NVRAM に入っている configuration データを使って動作するように書かれ ています。 NVRAM に入っている IRQ, port, IOMEM の値と FreeBSD のド ライバの設定を一致させる必要があります。 残念なことに、これらのデータを読み取るには 3COM が供給している DOS プログラムを使うしかありません。このプログラムは完全に `clean' な 状態 (他のドライバが動いていない状態) で動かす必要があります。プロ グラムは `CARD-Services' が見つからないと表示しますが、そのまま続 けて下さい。 NVRAM の値を読み取る必要があります。 IRQ, port, IOMEM の値 (3COM では IOMEM のことを CIS tuple と呼んでいます) を読み取っ てください。最初の二つはこのプログラムで設定できます。 IOMEM は設定 できず値を読み取れるだけです。これらの値がわかったら FreeBSD の UserConfig で設定してカードが認識されるようにしてください。 * D revision は FreeBSD 用の新しい PCMCIA generic コードでサポート されています。ただし、これを設定する方法はまだほとんど文書化され ていません。 FreeBSD の次のリリースでは多分この新しいコードをより よくサポートできるでしょう。このコードではほとんど全ての PCMCIA カードのサポートが追加される予定です。 Q: FreeBSD が私の PCMCIA ネットワークカードを認識したのですが、パケッ トが送られていないようです。 A: 多くの PCMCIA カードでは 10-Base2 (BNC) と 10-BaseT のいずれかのコ ネクタでネットワークにつなげるようになっています。ドライバは正しい コネクタを自動的に選択することはできないので、どちらを使うか設定す る必要があります。二つのコネクタを切り替えるには link フラグを設定 します。カードによって '-link0 link1' か 'link0 -link1' のどちらか で正しいネットワークコネクタを選べます。 sysinstall ではネットワー ク設定の画面の 'Extra options to ifconfig:' の箇所で設定できます。 Q: ed ネットワークカードを使っています。認識はされるのですが、デバイス タイムアウトエラーが起きてしまいます。 A: たぶんカードの IRQ の設定がカーネル設定とは違っているのでしょう。ed ドライバはデフォルトではソフトウェアコンフィグレーション(DOS の EZSETUP で入力した値) は使いません。 カード上のジャンパを変更してハードウェアコンフィグレーションを おこなってもいいですし (必要ならカーネル設定も変えてください)、 UserConfig で IRQ に `-1' を指定するか、またはカーネルコンフィグ レーションファイルの IRQ フィールドに `?' を指定することによって、 ソフトウェアコンフィグレーションを使うこともできます。 他に、カードが IRQ 9 を使っているのが原因かもしれません。 IRQ 9 は IRQ 2 と共用されていて (特に IRQ 2 を使う VGA カードを使っている時) しばしば問題になります。 IRQ 2 や IRQ 9 はできれば避けた方がよいで しょう。 Q: FreeBSD のインストール後、ハードディスクからブートしようとしていま す。ブートマネージャのプロンプト `F?' は毎回出るものの、それ以上 ブートが進みません。 A: インストール時にパーティションエディタで指定したディスクジオメトリ が間違っています。パーティションエディタに戻って、正しい値を設定し てください。FreeBSD のインストールは始めからやり直さなければなりま せん。 正しいジオメトリがまったく分からない時には、こんな風にしてみてくだ さい。ディスクの先頭に小さな DOS のパーティションを作ってインストー ルしてください。そしてその後ろに FreeBSD をインストールします。イン ストールプログラムが DOS パーティションを見て、正しい値を推定してく れます。大概これでうまくいきます。 FreeBSD 専用のサーバやワークステーションを立ち上げていて、DOS や Linux やその他のオペレーティングシステムとの互換を考えなくてもよい ならば、ディスク全体を FreeBSD で用いる非標準のオプションを使う事 (パーティションエディタの `A') もできます。この場合にはジオメトリに ついて気にする必要はなくなりますが、そのディスクを FreeBSD 以外で使 う事はできなくなってしまいます。 Q: 松下/Panasonic のドライブが認識されません。 A: matcd ドライバに与えた I/O ポートアドレスが、ホストインタフェースカー ドのアドレスと一致しているのを確認してください。 (SoundBlaster の DOS ドライバの中には、CD-ROM インタフェースの I/O ポートアドレスを 実際より 0x10 低く表示するものがあります。) カードや資料を調べても正しいアドレスが分からない場合には、 UserConfig で I/O ポートアドレスを -1 にしてシステムを起動してくだ さい。するとドライバは、いろいろな会社が松下/Panasonic/Creative の CD-ROM インタフェースに使っているアドレスを順に見ていき、正しいアド レスを探します。アドレスが分かったら、再び UserConfig でそのアドレ スを設定してください。アドレスを -1 にしたままだと、システムのブー トに余分な時間がかかるし、他のデバイスと干渉して問題が出るかもしれ ません。 松下の CR-562 と CR-563 倍速ドライブのみがサポートされています。 Q: IBM ThinkPad (tm) ラップトップでインストールフロッピーからブートし ましたが、キーボードからまともに入力できません。 A: 古い IBM ラップトップは非標準のキーボードコントローラを使用している ため、コンソールドライバ (sc0) に ThinkPad で動作する特殊なモードに 切り替えるよう伝える必要があります。UserConfig で sc0 の 'Flags' を 0x10 に変更すると動作するようになるでしょう。('Syscons コンソール ドライバの Input Menu を見てください。) Q: 松下/Panasonic の CR-522, CR-523 または TEAC CD55a ドライブを持って いるのですが、I/O ポートを正しく設定しても認識されません。 A: これらの CD-ROM ドライブは現在の FreeBSD ではサポートされていません。 これらのドライブのコマンドセットは、倍速の CR-562 や CR-563 とは互 換がないのです。 標準速の CR-522 と CR-523 はキャディ式なので区別できます。 Q: テープドライブからインストールしようとしているのですが、次のメッセー ジが出てうまくいきません。助けて ! st0(aha0:1:0) NOT READY csi 40,0,0,0 A: 現在の sysinstall には制限があって、sysinstall の開始時からドライブ にテープが入っていないと、認識する事ができません。テープをドライブ に入れたままにして始めからやり直してください。 Q: FreeBSD をインストールしたのですが、ハードディスクからのブート時に メッセージ "Changing root to /dev/sd0a" を出した後でハングしてしま います。 A: 3com 3c509 ethernet アダプタを持つシステムで発生する事があります。 ep0 デバイスドライバは、0x300 を使う他のデバイスの検出処理によって 不安定になるようです。まず、システムの電源を切って再起動してください。 UserConfig を使って、0x300 にある ep0 以外のすべてのデバイスを "disable" して検出処理を止めてください。UserConfig を抜けると、正常に FreeBSD をブートできるようになります。 Q: ブート中、"fd0: ....." のメッセージの直後でハングしてしまいます。 A: これはハングではなくて、ある種のシステムでは wdc0 の検出に大変長い 時間がかかるのです (普通は WD コントローラを持たないシステムでこう なります) 。我慢して待っていればシステムはブートします。この問題を 除くには、UserConfig を使って wdc0 デバイスを "disable"するか、カス タムカーネルを作ってください。 Q: Intel EtherExpress 16 カードを認識してくれません。 A: Intel EtherExpress 16 カードを使う場合には、アドレス 0xD0000 にメモ リマップして、マップするメモリの量を 32K に設定しなければなりません。 設定は Intel が提供している softset.exe を使っておこないます。 Q: EISA HP Netserver へのインストール時に、オンボードの AIC-7xxx SCSI コントローラが検出されません。 A: これは既知の問題であり、将来うまくいけば修正されるでしょう。結局の ところシステムをインストールするためには UserConfig で -c オプショ ンで立ちあげておこないますが、その際に visual モードではなく、あり のままの古い CLI モードを使用します。プロンプトで次のようにタイプし てください。 eisa 12 quit (`quit' の代わりに、`visual' と叩いて visual モードのコンフィグレー ションセッションの残りの設定をおこなっても構いません。) カスタム カーネルをコンパイルすることが推奨されているため、 dset(8) はこの値 も認識するようになりました。 この問題についての説明、この後どうするかについては FAQ のトピック 3.16 を参照してください。FAQ は、`doc' 配布ファイルをインストールす ればローカルマシンの /usr/share/doc/FAQ にあることをおぼえておいて ください。 Q: 私は Panasonic AL-N1 (訳注: Panasonic Let's Note のこと) かライオス のチャンドラーを使っていますが、インストーラが起動する前にシステム がハングしてしまいます。 A: あなたのマシンは何らかの理由で i586_bcopy コードとの相性に問題があ ります。この現象を防止するには、インストールブートフロッピーの本当 に最初のメニュー (kernelk UserConfig モードにいくかどうかのメニュー) に来た時に、コマンドラインインターフェース ("expert mode") バージョ ンを選択し、以下の行をタイプして下さい。 flags npx0 1 これはカーネルにセーブされますので、一度だけこれを行なえばよいでしょ う (訳注: PAO boot.flp はまだ boot.flp の UserConfig をカーネルに書 き込むことが出来ません。したがって、boot.flp の起動時、GENERIC カー ネルの起動時、PAO カーネルの最初の起動時の 3 回だけ、この操作を行な う必要があります)。 Q: CMD640 IDE コントローラが broken だと言われています。 A: その通りです。作業中のものなので FreeBSD 2.2 のデフォルトではまだ有 効になっていません。このコントローラーを使用してインストールするに は、ドライブがコントローラのチャンネルの一つだけに接続されている必 要があります。 ATAPI CD-ROM ドライブのことも忘れずに! ATAPI CD-ROM ドライブから IDE ディスクにインストールするには、 CD-ROM をコントロ ーラのプライマリーチャンネルのセカンドドライブにしなければなりませ ん。 システムをインストールしたら、カーネルを CMD640 オプションをつけて 再構築してください。詳しい情報は FAQ とハンドブックを参照してくださ い。 [ ハードウェアに関する情報をここに追加してください。! ] $Id: hardware.hlp,v 220.13 1997/06/22 11:37:05 hosokawa Exp $ # Original revision: 1.9.2.16 # 1.9.2.14 対応への変更 by motoyuki@st.rim.or.jp # 1.9.2.16 対応への変更 by hosokawa@jp.FreeBSD.org