ブートマネージャの選択: ----------------------- 複数のOSを選択して使用するとき、あるいは二つ目以降のドライブへFreeBSD をインストールするときには、ブートマネージャをインストールする必要があ ります。二つ目以降のドライブからブートしたいときにも、最初のドライブに ブートマネージャをインストールしなくてはなりません! 仮にそのドライブに FreeBSDのパーティションを作成する予定がない場合でも、 (例えば、完全に 別の用途に使われているときでも) ブートマネージャはブートプロセスの切り 替え機能のために一つ目のドライブに存在する必要があります。 これをおこなうためには、ドライブ選択メニューで一つ目のドライブを選び、 パーティションエディタが立ち上がってから、何も変更せずに(Q)uitするだけ でいいです。次のブートマネージャメニューで最初の選択肢 (FreeBSDブート マネージャ("Booteasy")をインストール) を選び、続けて他のドライブを FreeBSD用にいつも通りに設定してください。 Windows 95 のような「オペレーティングシステム」の場合、誤って後から インストールした場合には、慎重に「ブートマネージャを削除してもいいです か?」といった問い合わせをすることなしにブートマネージャを完全に上書き してしまうことも気に留めておくべきです。FreeBSDを既にインストールして しまってからこれをやってしまった場合にも、全てを失うわけではありません! 単純にもう一度FreeBSDの配布ディレクトリで tools/ サブディレクトリを 探せば、"bootinst.exe"と"boot.bin"が見つかるでしょう。 tools/ サブディレクトリで"bootinst boot.bin"と入力するだけで再度 インストールできます。 最初の立ち上げ時にブートマネージャで``F?''という表示がされ、そして FreeBSDを割り当てたファンクションキーを何回叩いても変更できない場合に は、ジオメトリの不整合の問題が生じていますから、正しく問題を回避する ために次項の重要な情報を読んでください! ジオメトリ変換 / ディスクの他のOSとの共有: ------------------------------------------ ドライブに FreeBSD の一部を実際にインストールする場合、ドライブとコン トローラの組合せに対してパーティションエディタで報告されたジオメトリが 正しいことを「十分に確認してください」。 IDE ドライブは多くの場合、PC の BIOS セットアップにおいてはいくつかの ジオメトリに関する選択可能な集合を持ち、また (大容量 IDE ドライブの場 合) IDE コントローラ、または特別なブートセクタ変換ユーティリティ (OnTrack Systemsから出てるようなもの) によって「リマップ」されたジオメ トリを持つことがあります。その場合、そのドライブの正しいジオメトリを知 ることは、ドライブそのものや PC BIOS セットアップを見ればすぐにわかる といったような簡単なものではありません。そのような状況でジオメトリが正 しく計算されているかを検査する最良の方法は、DOS をブートし (フロッピー ディスクからではなくハードディスクから!)、FreeBSD CDROM か FTP サイト の tools/ サブディレクトリにおいて提供されている「pfdisk」ユーティリティ を実行する事です。DOS から見えている一般的に正しいジオメトリが報告され ます。 ディスクに DOS パーティションが共存していない場合は、FreeBSD のインス トール前に、ごく小さい DOS パーティションを作成しておくとジオメトリの 検出の段階でラッキーと思うかもしれません。一旦 FreeBSD がインストール されれば、空き容量が必要ならいつでも削除できます。 実際、FreeBSD マシンに小さなブート可能な DOS パーティションを常時残し ておくという事は (信じるか信じないかは別にして) 悪い考えではありません。 後にマシンが不安定になったり、どこかで変な挙動 (PC のハードウェアでは 珍しいことではない!) の徴候が出てきた場合、少なくとも商用のシステム診 断ユーティリティをインストール・実行するために DOS を使う事ができます。 重要: ブートさせるルートパーティションは全て1024番目以内のシリンダに存在しな くてはなりません。変換されたジオメトリを使っているならば、これは大した 問題ではありませんが、本来のディスクジオメトリで1024シリンダを超えてい るようであれば、1024シリンダを超える領域にルートパーティション (正確に はルートパーティション中のカーネルファイル) をインストールしてしまうと ブートはうまくいかないかもしれません。一つ目のディスクであらかじめイン ストールされた別のOSとFreeBSDを共存させるときには特にこの問題が生じ易 いので、ディスクのアドレスを入念に確認することを勧めます。 1024シリンダ以内にFreeBSDのルートパーティションを作成するのに十分な 領域がない場合は (繰り返しますが、これはルートパーティションのみに当て はまり、ひとたびFreeBSDのカーネルがロードされれば、ジオメトリの問題は 関係ありません)、おそらく別の独立したディスクにインストールする (上の ブートマネージャの項を参照) か、あるいはパーティションの大きさを変更 して両方のOSが1024シリンダ以内にブートパーティションを確保できるように する必要があるでしょう。 10ビットのシリンダアドレス制限についてIBMに文句をいいたくなるかも知れ ません。「1024シリンダを超えるディスクなんて誰も使わないよ」などと言う 人がいたのでしょう。 $Id: drives.hlp,v 220.11 1997/03/20 10:46:06 hosokawa Exp $ # Original revision: 1.2.2.1